【2月12日 Xinhua News】中国の崔天凱(Cui Tiankai)駐米大使はこのほど、中米間に食い違いが存在するのは正常なことで、重要なのは双方が相手に対する認識と理解を深め、相手の戦略的意図を正確に判断することだと表明。また両国関係における協力・互恵ウィンウィンという主流を変えてはならないと述べた。

 崔大使は8日、ミシガン州西部の都市グランドラピッズで、西ミシガン国際問題評議会(WACWM)が開催した「中米国交樹立40周年対話会合」に参加し、次のように語った。

 中米間の国交樹立と中国の改革開放がほぼ同時期に重なったことは決して偶然ではない。この歴史的二大プロセスは軌跡を交えて進み、中米両国の人民と世界の人民に巨大な利益をもたらした。中米間に歴史的、文化的、また社会制度面などの差異はあるが、過去40年、両国関係の主流は終始一貫して協力と互恵ウィンウィンであり続けてきた。この40年、中米両国には大きな変化があったが、両国関係の主流を変えてはならない。

 現在、中米間の競争を誇張し、さらには中米の経済的「断絶」を吹聴する者がおり、両国の有識者を憂慮させている。中米間に食い違いが存在することは正常であり、重要なのは双方が相手に対する認識・理解を深めることである。

 「競争」は本来悪い意味の言葉ではなく、国同士の関係では普遍的に存在するものである。しかし今、一部の人間は競争を勝者の総取りまたは勝者があらかじめ決まった「ゼロサムゲーム」と理解している。このような考え方は中米関係をひどく損なう。世界各国は現在、テロリズム、貧困、気候変動、自然災害、越境犯罪など、多くの共通の課題に直面している。現在ほど中米が手を携えて協力を強化し、課題に対処して、ウィンウィンを実現する必要に迫られているときはない。

 人的・文化交流、特に両国の教育面での協力は、中米関係の重要な柱である。中米が国交を樹立して40年、中国から米国への留学生数は過去最高を更新し続け、米国から中国への留学生も絶えず増加している。これは非常に励まされる状況で、留学生は両国の意思疎通の重要な懸け橋であり、両国人民が互いに理解を深める助けとなる。中米は双方の人的・文化交流を一層支援・奨励し、中米間の友情と協力の土台を絶えず構築、強化していくべきである。

 対話会合には米国のバーンズ元国務次官やグランドラピッズ市のブリス市長をはじめ、米国の政財界や学界、メディアなどから約500人が出席した。(c)Xinhua News/AFPBB News